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雨漏り調査の現場レポート|散水試験+サーモグラフィで雨もりの原因を特定!

2026年06月17日
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Before
After
After

施工ポイント

**雨漏り・雨もりでお困りの方へ。**今回は実際の調査現場から、散水試験とサーモグラフィカメラを組み合わせた雨漏り調査の様子をレポートします。


今回の雨漏り調査の概要

築年数の経った木造住宅にて、「天井や壁に染みができている」とのご相談をいただきました。雨もりの原因箇所を特定するため、散水調査サーモグラフィ(赤外線)調査の2段階で現地診断を実施しました。


① 散水調査|実際に水をかけて雨漏りを再現する

まずは散水試験を行いました。散水調査とは、実際に屋根や外壁・窓まわりに水をかけて、雨漏りが発生している箇所を再現・特定する方法です。

写真のように、サッシまわりや引き違い窓の上部に散水し、水の浸入経路を確認していきます。今回は木製建具(障子・引き違い窓)まわりに雨もりの疑いがある箇所が見られました。

📌 散水調査は「どこから水が入っているか分からない」という雨漏りの原因特定に非常に有効な手法です。


② サーモグラフィ調査|熱の差で雨漏り箇所を”見える化”

次に、testo 872 サーモグラフィカメラを使った赤外線調査を実施しました。

調査結果①:窓まわりの雨漏り

1枚目のサーモグラフィ画像では、窓サッシ上部に青〜紫色の低温域が帯状に広がっているのが確認できます。測定点の温度は 23.8℃。周囲の壁面(黄〜オレンジ色)と比べて明らかに温度が低く、水分の浸入による温度低下が起きていることを示しています。

これは雨もりによって内部に水分が滞留している典型的なサーモグラフィパターンです。

調査結果②:壁・天井付近の雨漏り

2枚目のサーモグラフィ画像では、壁面から天井付近にかけて 青〜紫の低温域が縦方向に広がっており、測定点は 30.7℃。しかしその周囲と比較すると、雨水が壁内部を伝って流れ落ちている可能性を示す温度分布が確認されました。

室内側の仕上げ材(合板パネル)の裏側に雨もりが及んでいると推定されます。


サーモグラフィで雨漏りが分かる理由

雨漏りが発生した箇所は、水分の蒸発や熱伝導の変化によって周囲より温度が低くなります。この温度差を赤外線カメラで撮影することで、目視では確認できない雨もりの範囲や経路を視覚的に把握することができます。

温度 意味
黄・オレンジ 高温 乾燥した正常な壁・天井
青・紫 低温 水分が浸入している可能性あり

まとめ|雨漏り・雨もりは早期発見・早期対処が重要

今回の調査で、散水試験+サーモグラフィの組み合わせにより、肉眼では見えない雨漏りの浸入経路と影響範囲を特定することができました。

雨もりを放置すると、木材の腐朽・カビの発生・断熱性能の低下など、建物へのダメージが広がります。「最近、天井に染みができた」「雨の日だけ壁が濡れる」といった症状がある方は、早めの雨漏り調査をおすすめします。


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